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【マクラーレン・ホンダ】最終戦で2ポイント獲得、一年をいいかたちで締めくくる

2017年11月27日(月)16:17 pm

マクラーレン・ホンダとして臨んだ最終戦アブダビGPは、ハードな戦いとなったものの、チームは価値ある結果を残した。

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両ドライバーとも力強いスタートを切ったものの、ストフェル・バンドーンは1コーナーでほかのマシンに押し込まれて行き場を失い、1周目でポジションを2つ落とした。

一方、フェルナンド・アロンソは、前方を走る10番手のフェリペ・マッサ(ウィリアムズ)との差を詰めるために懸命な走りを展開。チームの戦略が完ぺきに機能したおかげで、さらに追い上げを図り、マッサのすぐ後方につけた。

その後、何周にもわたってマッサとフェアで見ごたえのあるバトルを展開したあと、バックストレートで見事なオーバーテイクに成功。そこでワールドチャンピオンシップポイント1点に手が届いたアロンソは、その後、カルロス・サインツ(ルノー)がリタイアしたことで9位入賞を果たし、最終的に2点の獲得となった。

チームは、レース開始直後にバンドーンのマシンに深刻なダメージを検知した。それによって、バンドーンのレースは序盤から非常に厳しいものとなり、全体を通してマシンに細心の注意を払いながら走行しなければならなかった。マシンのダメージの確認、およびハンドリングの改善のためにバランス設定の変更を行うため、チームはバンドーンを予定よりも早い12周目でピットストップさせることにした。それが奏功し、レース中盤にはマシンに対する感触が若干改善したとバンドーンから無線があったものの、問題を完全に解決するには至らず、以降は後方の5台のマシンに追い抜かれないよう懸命に走行を続けるのみになった。

今日は比較的アクシデントの少ないレースとなった。そして、このアブダビGPをもってマクラーレン・ホンダの厳しい一年が終了する。我々は今季最終戦で貴重なチャンピオンシップポイント2点を獲得したことで、2017年をいいかたちで締めくくることとなった。

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