ウィリアムズ・グループの技術とエンジニアリング事業であるウィリアムズ・アドバンスト・エンジニアリングは、イギリスのスーパーマーケット『セインズベリーズ(Sainsbury’s)』の1,400店舗で、冷凍庫の消費エネルギーを最大30%削減できる『エアロフォイル(Aerofoil)』を発表した。
この新システムにより、スーパーマーケットの通路は最大4度まで温められ、セインズベリーズの買い物客は通路の冷たさを感じることはなくなるという。エアロフォイルの設置により、毎年4,400万kWhのエネルギー消費を削減できるという。
ウィリアムズのF1カーのリア・ウイングにインスパイアされたこの装置は、50店舗で実施されたラボ・テストで最大30%ものエネルギー消費量を削減した。
イギリスで2番目に大きなスーパーマーケットチェーンであるセインズベリーズは、今後エアロフォイルを標準とした新しい冷凍庫を設置していくという。