WEC(世界耐久選手権)のチャンピオンドライバーであるブレンドン・ハートレイが2018年にトロロッソのフルタイムドライバーを務めることになるかどうか、まだ正式に確定しているわけではなさそうだ。
最近の報道によれば、カルロス・サインツがルノーへレンタル移籍し、ダニール・クビアトがクビになってしまったトロロッソで来季のドライバーを務めるのはレッドブルのリザーブドライバーを務め、今年は日本のスーパーフォーミュラで活躍したピエール・ガスリーとハートレイのコンビとなるのはほぼ間違いないと見られている。
だが、F1第19戦ブラジルGPが行われた先週末のサンパウロにおいて、あるメディアが、ガスリーの方は間違いなく来季トロロッソのフルタイムドライバーとなるものの、ニュージーランド出身のハートレイに関してはまだ正式に契約が結ばれているわけではないと報じた。
だが、トロロッソのチーム代表を務めているフランツ・トストは、「2018年にはそのドライバーラインアップになる可能性が高い」と語っており、細かな契約手続きが残っているだけということのようだ。
伝えられるところによれば、ハートレイの父親であるブライアンが2週間後に行われるF1最終戦アブダビGP(26日決勝)に出向き、息子とともに契約の最終手続きを行うことになるようだ。
ハートレイの父ブライアンは、地元ニュージーランドの『Stuff(スタッフ)』に次のように語った。
「どうなるのかがすべてがはっきりし、何か発表すべきことがあれば、そのときに正式な発表が行われることになるだろうね」