ロバート・クビサに関していくつか微妙にニュアンスの違う報道が行われている。
最近、クビサが今季のF1最終戦アブダビGP(26日決勝)の翌週に行われる公式テストでウィリアムズの最新F1マシンをテストすることになったとの報道が行われた。
だが、このニュースは少し勇み足だったかもしれない。
■クビサのシーズン後テスト参加はまだ確定には至らず?
少し前にウィリアムズの最高技術責任者を務めるパディ・ロウが、2011年のシーズン開幕前にラリーレースでクラッシュして大けがを負ったクビサがシーズン後にヤス・マリーナ・サーキットで開催される公式テストにウィリアムズから出走することが「ほぼ決まっている」と語ったと報じられた。
だが、そのロウが最近フィンランドのテレビ局『C More(セイ・モレ)』に対し、「それはちょっと違うよ」と語ったと伝えられている。
■クビサのF1復帰はほぼ確定との報道も
しかし、フィンランドの別のテレビ局である『MTV』は、クビサが2018年にウィリアムズのシートを得るのはほぼ間違いないと主張している。
『MTV』は、F1第19戦ブラジルGPが開催されたサンパウロから12日(日)に次のように報じた。
「MTVスポーツによれば、もうすぐ合意に達することになるものの、今はまだ(契約の)詳細部分が詰められているところのようだ」
もし現在32歳のクビサがウィリアムズの来季のシートを獲得すれば、2018年には2010年以来8年ぶりのF1復帰を果たすことになる。