F1ブラジルGP決勝レーススタート直後、1コーナーで2番手スタートのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がポールポジションのバルテリ・ボッタス(メルセデス)をイン側からオーバーテイクした。
●【動画】1周目で3台が消える波乱/F1ブラジルGP決勝レース
その後の連続S字コーナー(エス・ド・セナ)でダニエル・リカルド(レッドブル)とストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)が接触。スピンしたリカルドは最後尾まで落ちたものの走行を続けられたが、バンドーンはリカルドとケビン・マグヌッセン(ハース)に挟まれてしまい、ダメージが大きくクルマを降りてしまった。マグヌッセンもリタイアとなった。
その後、エステバン・オコン(フォース・インディア)とロマン・グロージャン(ハース)が接触。オコンは右リヤタイヤがパンクし、サスペンションにもダメージを負ってしまいクルマを止めた。これでF1デビューからの27戦連続完走記録が途絶えた。グロージャンは走行を続けている。
For the first time in his 27-race #F1 career, Esteban Ocon will not finish a Grand Prix #BrazilGP pic.twitter.com/wGWnOMaW7h
— Formula 1 (@F1) 2017年11月12日
ここでセーフティカーが導入されたため、ピットレーンスタートのルイス・ハミルトン(メルセデス)、最後尾まで落ちたリカルドは順位を上げている。
この混乱の中、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は5番手まで順位を上げた。
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