長年F1のスポンサーだったドイツの高級紳士服ブランド、ヒューゴ・ボスが、F1を撤退してフォーミュラEのスポンサーになることが明らかになった。
ヒューゴ・ボスは、80年代にマクラーレンのスポンサーとなり、2015年からはメルセデスAMGと提携していた。
ヒューゴ・ボスのCEO、マーク・ランガーが次のように語ったとドイツの『Focus(フォーカス)』紙が伝えている。
「もちろんF1はレースの最高峰だ」
「しかし、フォーミュラEは革新的で持続可能性がある」
「大都市でのレース開催は、若い視聴者に訴え、新たな可能性を開拓するものだ」
F1撤退は単なるコスト削減策ではないとランガーは主張している。
「何年もF1と関わってきたが――70年代のヨッヘン・マスからだ――次に来るのは何だろうかと考えてきた。われわれにとって次は何かとね」