元F1ドライバーでもあるアメリカのマイケル・アンドレッティが、将来チームオーナーとしてF1に戻ってきたいと考えていることを認めた。
1991年のCARTチャンピオンであるアンドレッティは、1993年にアイルトン・セナのチームメートとしてマクラーレンでF1デビューを飾った経験を持っている。
また、今年フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がインディ500に挑戦する際、アンドレッティがオーナーを務めるアンドレッティ・オートスポーツの協力を得てこれが実現したという経緯もあった。
F1では2021年からよりコストダウンが図られたエンジンルールが導入される予定となっているが、F1チームの予算についても上限値の導入が検討されている。これらが実現されれば、新チームのF1参入についてもこれまでよりはハードルが下がってくることになるだろう。
こうしたことを受け、現在55歳のアンドレッティは、チャンスがあればF1に参入したいと思っていると『DW Motorsport(DWモータースポーツ)』に次のように語った。
「もちろん、それは支援者が得られるかどうかによるよ。自分自身でそうする余裕はないからね」
現在、インディカーだけでなく、フォーミュラE、ラリークロス、V8スーパーカーなどにチームを送り込んでいるアンドレッティだが、かつてF1参戦を検討したこともあったと認め次のように付け加えた。
「何かをやろうという話もいくつかあったよ。だが実現はしなかった。我々は常にチャンスを逃さないよう注意しているよ」