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リカルド「フェルスタッペンより遅いことについて言い訳をするつもりはない」

2017年11月06日(月)17:31 pm

今季ここまでに行われた18レースのうち、予選でチームメートのマックス・フェルスタッペンに6勝12敗と大きく負け越しているダニエル・リカルド(レッドブル)が「言い訳」をするつもりはないと語った。

■ポイントでは上回るも存在感で負けているリカルド

予選では速さを見せていたフェルスタッペンだが、今シーズン前半には搭載するルノーパワーユニットがトラブルを抱えることも多く決勝ではリタイアで終わることが多かった。そのため、獲得ポイント数ではより安定感を示したリカルドの方が大きく上回っている。

だが、直近の4レースではフェルスタッペンが優勝2回、2位1回、4位1回という活躍を見せて輝きを放っており、逆に第17戦アメリカGP、第18戦メキシコGPの2レースをトラブルによるリタイアで終えたリカルドが影の存在に回ってきてしまっている。

■レッドブルの事実上のナンバー1はフェルスタッペン?

レッドブルでも2019年まで契約下にあると言われていたフェルスタッペンと2020年まで正式に契約を延長したことを発表。その一方で2018年に契約が満期を迎えるリカルドについてはすでに「市場に出ている」とチーム首脳のヘルムート・マルコが語るなど、2019年以降の残留に向けてレッドブルがあまり積極的に動いていないような印象もある。

■何も言い訳はできないとリカルド

そんな中、28歳のオーストラリア出身ドライバーであるリカルドは、フェルスタッペンの後手に回ってしまっている印象があることについてオランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』誌から質問を受けると、次のように答えた。

「何も言い訳をするつもりはないよ」

「マックスが今年は本当にいいドライビングをしているだけだし、どのレースでも彼はどうやってクルマの能力を最大限に引き出せばいいのかが分かっているんだ」

■リカルドがポイントで上回った理由は?

とはいえ、シーズン前半の貯金がものを言って、あと2レースを残す段階でリカルドはフェルスタッペンに44ポイントもの差をつけている。単純に言えば、残りの2戦をいずれもフェルスタッペンが優勝し、リカルドがノーポイントで終えるということにならなければ逆転は不可能な状況だ。

「信じられないくらいだよ」

「マックスには何度も不運が重なったけれど、僕にはその理由は説明できないよ」

そう語ったリカルドは、次のように付け加えた。

「僕もそれは彼のせいじゃないのってエンジニアに聞いてみたよ。だけどマックスは機器を乱暴に扱ったりはしていなんだ。本当に単なる不運だったんだ」

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