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再び引退か継続か。マッサ、母国ブラジルGPまでに「答えがほしい」

2017年11月04日(土)18:11 pm

ウィリアムズのフェリペ・マッサは、母国ブラジルGP(12日決勝)を前に、来季のシートについて明確な答えを出すようチームに求めている。

マッサの後任候補には4人の名前が挙がっている。数年間F1を離れていたロバート・クビサとポール・ディ・レスタ、ザウバーのパスカル・ウェーレイン、そしてトロロッソを放出されたダニール・クビアトだ。

■ウェーレインを推すメルセデスAMG

このうち23歳のウェーレインには、ウィリアムズにエンジンを供給するメルセデスAMGの後ろ盾がある。

メルセデスAMGを率いるトト・ヴォルフは、ウェーレインの支援をやめたという報道を否定し、次のように話している。

「ウィリアムズは独立したチームだから、決断を下すのはチームだ」

「しかし、もし私が決められるなら、パスカルは候補者全員の中で明らかに最も速いから、ストロール(ウィリアムズ)のいい物差しになるだろう」

■パディ・ロウの本命はクビサか

しかし、ウィリアムズの共同オーナーでもあるパディ・ロウは、クビサを最も気に入っていると見られている。ただ、クビサは最近行われたテストで、ディ・レスタより0.2秒遅かったと伝えられている。

クビサは、最終戦のアブダビGP後のテストで、2017年型車で走る機会を与えられるだろうと『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は伝える。

マッサは、いまだに片腕に後遺症の残るクビサの採用に否定的な見解を示している。

「彼がどうやって運転できるのか、まったく分からないよ。少なくとも僕は片腕では運転できないからね。いくつかのサーキットでは問題が出るんじゃないかな」

■「はっきりした答えがほしい」とマッサ

昨年のブラジルGPでは、引退を決めていたマッサが他のチームや観客から拍手を浴びる感動的なシーンが見られた。

再び近づいてきた母国GPを前に、マッサは、早急に答えを出すようチームに求めている。

「もう僕がいらないなら、チームはそう言ってくれればいいんだ。僕はそれでもまったく構わないよ」

「去年は引退して心穏やかだったんだからね」

「ブラジルでのホームレースの前に、はっきりした答えがほしい」

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