2018年1月にアメリカで開催されるデイトナ24時間レースに出場することを発表したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)だが、6月に開催されるル・マン24時間レースへの参戦も視野に入れているようだ。
アロンソはデイトナ24時間には、現在マクラーレンを率いているザック・ブラウン(エグゼクティブディレクター)が共同オーナーを務めるユナイテッド・オートスポーツから出走し、そこでLMP2クラスのプロトタイプマシンを駆ることになる。
母国スペインの『Marca(マルカ)』から、今回決定したデイトナ24時間への出走はル・マン出走に向けたいい準備になると思うかと質問されたアロンソは、次のように答えている。
「ああ、プロトタイプを試すチャンスだし、屋根付きのクルマをどう乗りこなすかを確かめるとともに自分自身のテストにもなる。インディアナポリスで(インディ500参戦時に)やったようにね」
アロンソは以前から世界3大レースと呼ばれるF1モナコGP、インディ500、そしてル・マン24時間を制覇することが目標だと語っている。すでにF1モナコGPでは優勝経験を持つアロンソとしては、今後インディ500とル・マン24時間レースへの挑戦を本格化する気持ちは強そうだ。
しかし、アロンソは自分は何よりもレースが好きなのだと次のように付け加えた。
「オースティン(F1アメリカGP)でも言ったけれど、僕はできることなら毎週末レースをしたいほどなんだ」