ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が、F1のスターティンググリッドが3列になるのは歓迎だと語った。
今年からF1の新オーナーとなったリバティ・メディアは、F1を改革しようとさまざまな試みを行ってきている。そして最近の報道では年間レース数を増やすためにはF1チームの負担軽減を図る必要があるとして、金曜フリー走行を廃止し、F1マシンが走行するのは土曜と日曜の2日間だけにするという案が検討されていると伝えられている。
さらに、現在はすべてのレースでスターティンググリッドは2列となっているが、これを3列、もしくは2列と3列の組み合わせにすることでレースのスタートをより白熱するものにしようという案も検討されているようだ。
こうしたうわさについて質問を受けたヒュルケンベルグは、母国ドイツのテレビ局『Sport1(シュポルト1)』に次のように答えた。
「そのうわさは耳にしたよ」
「僕はそうなったとしても全く問題ないし、それによって事故が増えるとも思わないな」
しかし、ヒュルケンベルグもすべてのサーキットで3列グリッドを導入することには無理があるだろうと考えている。
「モナコではコース幅が狭いから3台のクルマを横に並べることはできないだろうね」
そう語ったヒュルケンベルグは次のように付け加えた。
「だけど、運営責任者たちはこうした問題についてシーズン後に考えることになるだろうね」