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「レッドブルのドライバー育成プログラムはフェアじゃない」とモントーヤ

2017年10月25日(水)5:05 am

元F1ドライバーのファン・パブロ・モントーヤがレッドブルのドライバープログラムに疑問を呈した。

●【動画】F1アメリカGP決勝レース ハイライト映像

■めまぐるしくドライバーを入れ替えるトロロッソ

トロロッソがレッドブルのジュニアチームであり、トップチームのレッドブルで走るにふさわしいドライバーを育成するための場として位置付けられていることはすでによく知られていることだ。

そのトロロッソでは、レギュラードライバーであったダニール・クビアトの代わりに第15戦マレーシアGPと第16戦日本GPでは2016年のGP2チャンピオンである育成ドライバーのピエール・ガスリーを走らせていた。

そして、カルロス・サインツが一足早くルノーへ移籍することが決まった先週末のアメリカGPでは本来クビアトとガスリーが出走することになると発表されていた。

■アメリカでは元ジュニアドライバーのハートレイを抜てき

だが、ガスリーがアメリカGPと同じ日程で開催された日本のスーパーフォーミュラ最終戦に参戦することになったため、トロロッソでは急きょWEC(世界耐久選手権)でポルシェのドライバーを務めるブレンドン・ハートレイをその代役に抜てきしてクビアトのチームメートとして走らせることを発表し世間を驚かせた。

ニュージーランド出身の27歳のハートレイは2006年からレッドブルとジュニアドライバー契約を結んでいたものの、2010年7月にその契約を解除されたという経緯があるドライバーだ。

そうして迎えたアメリカGPでは3レースぶりの出走となるクビアトが奮起し予選12番手となると、決勝でも10位完走を果たし、今季3度目となるポイント獲得を達成。

一方のハートレイはもともとクビアトが使っていたクルマが規定数を超えるパワーユニットエレメント投入が必要となったことからグリッド降格ペナルティーを受けて19番グリッドから決勝をスタートし、13位完走で初のF1レースを終えている。

■メキシコではガスリーとハートレイのコンビに

ところが、トロロッソは23日(月)に、今週末に開催されるメキシコGPではガスリーとハートレイの組み合わせで臨むことを発表。クビアトがメキシコでも出走できないことが確定したとともに、トロロッソのメキシコでのドライバーは開幕時とは2人とも入れ替わってしまうことになる。シーズンの途中で2人ともドライバーが代わってしまうのは近年ではかなり異例のことだ。

今季第14戦までサインツとコンビを組んでいたクビアトだが、サインツが9回の入賞を果たしていたのに対し、クビアトがトップ10圏内でフィニッシュできていたのはわずかに2回で、ポイントもサインツの48ポイントに対しクビアトはわずかに4ポイントと大きな差がついていた。

こうした状況を見れば、レッドブル首脳がクビアトに不合格の烙印(らくいん)を押してしまったことはまず間違いなさそうだ。

■ルノーで活躍できるのはサインツにとっていいこと

かつてウィリアムズとマクラーレンでF1通算96戦に出走し、7回の優勝記録を持つ42歳のモントーヤは、こうしたレッドブルのドライバー人事に対しては批判的な印象を持っているようだ。

「レッドブルのプログラムはときとしてドライバーにとってフェアではないと僕は思うよ」

先週末にF1アメリカGPが行われたサーキット・オブ・ジ・アメリカズを訪れていたモントーヤはそう語ると、次のように続けた。

「(トロロッソでは)カルロスがクビアトを上回っていたが、そのときはロシア人(クビアト)の働きが十分ではないんじゃないかと言われていた。だけど、実際のところはサインツの方が素晴らしい仕事をしていただけだったんじゃないかな。トロロッソだけでなく、今ではルノーのワークスチームでもそうだからね」

「カルロスにとってはすごくいいことだよ」

そう続けたモントーヤは次のように付け加えた。

「なぜなら、レッドブルではときどきドライバーが使い捨てにされてしまうことがあるからね。だけど、サインツはF1をやり続けることができている。しかも素晴らしいチームでね」

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