ホンダの長谷川 祐介F1プロジェクト総責任者は、F1アメリカGP決勝レースを次のように振り返った。
●【決勝レースタイム結果】2017年F1第17戦アメリカGPのタイム差、周回数、ピット回数
■長谷川 祐介(ホンダF1プロジェクト総責任者)
「ポイント獲得を期待して迎えた今回のUSグランプリですが、信頼性の問題によりノーポイントと、非常に残念なかたちで終えることとなりました。
ストフェルについては今日の午前にMGU-Hの問題が見つかったため、エンジン交換を行いました。そのペナルティーにより最後尾からのスタートとなりましたが、いくつものオーバーテイクを決めて12番手まで追い上げをみせてくれました。いいペースで走っていただけに、最終的にもう少しでポイント獲得に至らなかったことは悔しく感じています。
フェルナンドは今日も素晴らしいスタートを決め、その後もライバルからポジションを守り続けましたが、こちらも途中でMGUHのトラブルが発生してしまい、レースを終えることとなりました。
ここ最近では比較的安定していたPUの信頼性の問題が、この週末に複数発生してしまったことを非常に残念に思っています。
次のレースが来週末に迫っていることもあるので、HRDさくらと一緒になり、早急に原因の分析を進めます」
●【マクラーレン・ホンダ】アロンソ「PU内で奇妙な・・・チャンスを逃し痛みを伴う結果」
●【マクラーレン・ホンダ】悔しさ滲むバンドーン「戦略もコース上も良い展開で満足だが・・・」
●【マクラーレン・ホンダ】「バンドーン車に加えてアロンソ車にも問題が・・・ポイントは獲れた」
●【マクラーレン・ホンダ】ホンダPU問題再び・・・2人を悩ませた“共通”の原因とは?
●【レース速報】フェルナンド・アロンソ、リタイア「エンジンに問題だ」