マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンは、F1アメリカGP予選を次のように振り返った。
●【予選結果】F1アメリカGPのQ1-Q2-Q3タイム、周回数
■ストフェル・バンドーン
MCL32-04
FP3 14番手 1分36.599秒(トップとの差 +2.121秒) 14周
Q1 13番手 1分36.286秒(オプションタイヤ)
Q2 13番手(※) 1分35.641秒(オプションタイヤ)
※自身のPU交換によるペナルティー、ならびにフェルスタッペン、ストロール、ヒュルケンベルグおよびハートレイがペナルティーを受けるため、決勝は14番手からスタート
「今週末は少し苦戦が続いているので、今日の予選結果はそのような状況で、ベストを尽くした上でのものだったと感じているよ。昨日のFP2以降、マシンに対する感触があまりよくなく、今日はかなり難しい状況だった。
新しいフロントウイングを搭載した状態で空力プログラムを多数実施した昨日のFP1はいいフィーリングを得られ、5番手でセッションを終えたが、その後、そのフロントウイングをフェルナンドのマシンに付け替え、自分のマシンを旧スペックに戻してからは思うようにパフォーマンスが発揮できず、それ以降はマシンのバランスに悩まされているよ。その状態が今日の予選でも続いたんだ。
コーナーでの正しいバランスがまだ十分につかめていないか、自分の思った通りにマシンをまとめることがまだできていないんだ。ただ、僕は5グリッド降格ペナルティーを受けるので、明日のレースで入賞する可能性が自分よりも高いフェルナンドに新しいフロントウイングを渡すのは、当然だと思う。ペナルティーを受けるので理想的なポジションではないけれど、それが現実だよ。
明日が今日よりもいい一日になることを願っている。ここは難易度の高いコースだし、明日は長いレースになるよ。タイヤの摩耗という要素をうまく味方につけて、ポジションをいくつか上げるチャンスを得られるようにしたいと思う。
新しいフロントウイングをマシンに搭載してフェルナンドがQ3に進出できたのはよかったし、そのフロントウイングはとてもいい効果を発揮しているようだ。明日に向けてデータを慎重に分析する必要があるものの、ロングランのペースはショートランよりもややいいと考えている。
今シーズンを振り返ると、我々にとってオーバーテイクはかなり難しい状況だけど、明日どうなるのかみてみよう。ここは1コーナーが広く、急な上り坂もあるので、スタートはかなり難しいものの、好スタートを切れれば、バトルを展開してポジションを上げることは可能だ。
ここオースティンのファンはすばらしく、イベントに行く先々でみんなから声援をもらっているんだ。そんなみんなの姿を目にするのは非常にうれしいものだし、明日はファンの方々のためにもいいレースを展開できることを願っているよ」
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