アストンマーティンがF1参戦に向けてまた一歩前進したようだと報じられている。
今季もレッドブルのスポンサーを務めているアストンマーティンだが、1か月ほど前に2018年からはタイトルスポンサーに昇格することが発表されている。
これにより、2018年にはアストンマーティン・レッドブル・レーシングというチーム名となるレッドブルだが、そう遠くない将来、アストンマーティンがまずはエンジンサプライヤーとしてF1参戦を開始する計画なのではないかとうわさされている。
この件について質問されたレッドブルのクリスチャン・ホーナー(チーム代表)は、当時次のように答えていた。
「今の時点では無理だ。だから2021年まで待つしかないだろうね」
現行パワーユニットは2020年まで継続使用されることが契約で決まっており、現在2021年以降の新エンジンルール案が検討されているところだ。
2021年以降のエンジンルールが明確になれば、アストンマーティンを始め、ポルシェなどもエンジンサプライヤーとして参入してくるのではないかとうわさされている。
そして、このほどイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』が報じたところによれば、かつてトヨタなどで活躍し、2014年7月までフェラーリのエンジン責任者を務めていたルカ・マルモリーニがアストンマーティンに加わったという。
その記事によれば、56歳のマルモリーニは「アドバイザー」という肩書で業務を開始することになるようだ。