2017 FIA 世界耐久選手権(WEC)第7戦『富士6時間耐久レース』のフリー走行3回目が14日(土)10時30分から11時30分まで行われた。朝の富士スピードウェイはピットから1コーナーを見ることはできないほどの濃霧で、フリー走行3回目も雨が降り続いた。
●【WEC】悪天候のため予選開始時刻を前倒し/WEC富士6時間
気温は14℃で前日同様に冷え込む中、1分35.414秒のトップタイムを記録したのは中嶋一貴のチームメート、セバスチャン・ブエミ(8号車、TOYOTA GAZOO Racing)、2番手と3番手はポルシェの2号車と1号車がトップから1秒以内の差でつけており、トップから1.467秒差の4番手にマイク・コンウェイ(7号車、TOYOTA GAZOO Racing)が続いた。
トヨタは地元の富士スピードウェイで過去5戦中4勝と圧倒的な強さを見せており、“ライバル”ポルシェとの日本での最後のレースで今季3勝目を目指し調整を重ねている。