マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1日本GP決勝レースを次のように振り返った。
●【決勝レース結果】2017年F1第16戦日本GPのタイム、周回数、ピット回数
■エリック・ブーリエ レーシングディレクター
「今日はフェルナンドとストフェルが力強い走りを最後までみせてくれたものの、我々が思うような展開にはならなかった。予選で困難な状況にあったにもかかわらず、フェルナンドは決意に満ちた走りをし、マッサに猛攻をしかけながらも、惜しくもポイントを逃すという不運な結果だった。
一方、ストフェルのレースは、2コーナーでライコネンにぶつけられてポジションを落としたことで、いい方向には進まなかった。ただ、そういったアクシデントはレースでは時に起こるものであり、それ以降はストフェルも懸命にプッシュしていた。
それでも、このアジアでの3戦は、全体的にはチームにとってポジティブな結果となった。ポイントをいくつか獲得することができたし、この3戦を迎える前よりも今の方が、チームの力強さが確実に増したと思っている。我々はその勢いを活かして、残り4戦に臨むつもりだ。
最後に、2つの大事なグループの方々に敬意を表したいと思う。
まず、ここ5週間にわたる海外遠征で根気強いスピリットをもって、懸命に仕事をしてくれたチームのメンバーに敬意を表したい。全員が多大な努力をしてくれた。彼らの揺るぎない努力と決意には、心から感謝している。
次に、例年のことながら、すばらしい鈴鹿のファンの方々にも、敬意を表します。皆さんのスピリットと熱意には、本当に奮い立たせられる思いです。今日はそんなファンの方々のために力強い結果を出すことができませんでしたが、皆さんの声援、そしてマクラーレン・ホンダおよびF1全体に対する情熱に感謝しています。
今シーズン残り4戦では、新たな勢いと自信を持って懸命にプッシュするよ」。
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