マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1日本GP予選を次のように振り返った。
●【予選タイム結果】2017年F1第16戦日本GP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■エリック・ブーリエ レーシングディレクター
「両ドライバーがトップ10周辺のポジションをかけて戦う姿を目にするのは、いつでも励みになるよ。これは、トップ10入りを目指して、我々が今年遂げた進化を表すものだ。また、両ドライバーのラップタイムにほとんど差がないことにも、満足している。Q2の最後の時点で、フェルナンドとストフェルのタイム差はわずか0.029秒だった。2人がコース上でマシンの実力をほぼ最大限に出しきっていることは明らかだよ。
ストフェルは8番手または9番手からスタートするにもかかわらず、スタート時のタイヤを選択できるというメリットがあり、明日のレース戦略を考えるにあたって有利な状況だ。ストフェルは週末を通して非常にいい走りをしており、これは彼の速さを示すものだね。
一方のフェルナンドは、35グリッド降格ペナルティーを受けるため、予選でできることは限られていた。それでも10番手というポジションは、我々全員にとってうれしい結果だった。明日は最後尾からのスタートになるけれど、鈴鹿では以前にも最後尾からスタートし、驚異の速さで人々を魅了したことがある。
従って、最後尾というポジションであっても、明日も同様の展開となる可能性はまだ十分にある。ここでは、どんなことでも起こり得るよ」。
●【暫定スターティンググリッド表】2017年F1第16戦日本GP
●【ホンダF1】ホンダが鈴鹿で語る、トロロッソ製ギアボックスは問題ないのか?