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「雨ニモマケズ、“風邪”ニモマケズ」今季初優勝を遂げていたフェルスタッペン

マレーシアGP予選が行われた9月30日（土）に20歳の誕生日を迎えていたフェルスタッペン。翌日の決勝では見事に優勝を飾ったものの、実際には風邪をひいた状態でレースに臨んでいたことが明らかとなった。

フェルスタッペンは母国オランダのテレビ局『Ziggo Sport Totaal（ジッホ・スポルト・トタール）』に対し、決勝の翌日はかなり具合がひどくなっていたと次のように語った。

「普通だったらいい気分だったはずだけど、僕は病気だったんだ。前の晩はよく眠れなかったから、普段よりもかなりつらかったよ」

「しばらく体調が悪かったんだ。ちょっと風邪をひいてしまい、鼻がつまって、頭痛もあった。よくはなってきているけれど、もう少し時間がかかりそうだよ」

マレーシアGPでは雨の中で行われたフリー走行1回目でトップタイムを刻んでみせたフェルスタッペン。ドライコンディションとなった日曜日の決勝でも見事にポールシッターのルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）をコース上で追い抜いて今季初優勝を飾っていた。

そのフェルスタッペンは今週末に行われるF1第16戦日本GP（8日決勝）に向けてすでに日本に到着している。3日（火）には東京で行われたレッドブル主催の記者会見に姿を見せていたフェルスタッペンだが、5日（木）に新幹線で名古屋に向かい、鈴鹿入りする予定だという。

全快までにはもう少し時間がかかるとのコメントがあっただけに、フェルスタッペンは日本GPにも万全の体調で臨むことは難しくなるかもしれない。