10年目を迎えたシンガポールGPは、F1初のウェットナイトレースとなった。誰もが何かが起こると期待していたF1シンガポールGP決勝レースは、スタート直後にフェラーリ、レッドブル、マクラーレン・ホンダが巻き込まれるという大波乱のオープニングになった。
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その後、いたるところでマシンがスピン、クラッシュし、何度もセーフティカーが入るレースとなった。
そのサバイバルレースを制したのは、予選まで苦戦していたルイス・ハミルトン(メルセデス)。レースでリタイアしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)をドライバーズランキングポイントで大きく引き離した。
4位には自己最高の結果を残したカルロス・サインツ(トロロッソ)。来季はトロロッソ・ホンダとなり、カルロス・サインツはルノーへレンタル移籍するが、どちらにとっても期待が持てる結果となった。
マクラーレン・ホンダは、抜群のスタートを決めたフェルナンド・アロンソがスタート直後の1コーナーでクラッシュに巻き込まれリタイア。しかしストフェル・バンドーンは7位でフィニッシュし、貴重なポイントを獲得した。
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