9月15日(金)、マクラーレン・ホンダは3年間のパートナーシップを終了すると発表した。
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マクラーレンとホンダは、FIA F1世界選手権において、2015年のシリーズ復帰以来継続してきたパートナーシップを、2017年シーズン限りで終了することを発表した。残る2017年シーズンのレースについては、マクラーレン・ホンダとしての参戦を継続する。
■本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘のコメント「2018年以降もF1レース活動を継続」
「今回、志半ばでマクラーレンと袂を分かつのは非常に残念ですが、お互いの将来に向けた最善の道として決断しました。これまでマクラーレン・ホンダを応援してくださったファンの皆さまをはじめ、2015年の復帰の準備段階から多くの苦楽を共にしてきたドライバーやチーム、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
2017年シーズンはマクラーレンと共に最後まで戦い抜き、2018年以降もF1レース活動を継続してまいります」
■マクラーレングループ エグゼクティブ・チェアマン兼執行委員会代表 シェイク・モハメド・ビン・イーサ・アール・ハリーファのコメント「今は別々の道へ」
「ホンダは、マクラーレンと同じく勝利を目指してF1に取り組んでいます。我々のパートナーシップが当初望んでいた結果を生まなかったとしても、共に歩んできた輝かしい歴史や、F1での成功を目指してきた努力は意義あるものだと思います。しかしながら、今この時点では、別々にレースに情熱を注いでいくことがお互いにとってベストと考え、今回の結論に至りました」
■マクラーレン・テクノロジーグループ ザク・ブラウン エグゼクティブ・ディレクターのコメント「別々の道を歩み出す時」
「ホンダがF1にコミットし、力を注いできたことに疑いの余地はありません。残念ながら、今回のプロジェクトでは、マクラーレン、ホンダともに当初望んでいたような結果を得ることはできませんでした。そこにはさまざまな理由がありますが、決してホンダとマクラーレンのどちらか一方の努力が欠けていたわけではありません。ただ、今は、それぞれが別々の道を歩みだす時が来たのだと考えています。
来年からはライバルとして、ホンダがF1に参戦し続け、いつの日か頂点に返り咲くことを期待しています」