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【ホンダF1】トロロッソ・ホンダの発表間近?サインツがF1マレーシアGPからルノー所属に?

2017年09月11日(月)16:53 pm

カルロス・サインツにとって、トロロッソで走るのは今週末のF1シンガポールGP(17日決勝)が最後になるようだとのうわさが強くささやかれている。

■サインツがマレーシアGPからルノー移籍との報道

複数のメディアが報じたところによれば、サインツは今週末のシンガポールでルノーと正式に契約をかわし、続く第15戦マレーシアGP(10月1日決勝)からジョリオン・パーマーに代わってルノーのステアリングを握ることになるようだ。

そしてサインツの後任は、今季日本のスーパーフォーミュラに参戦しているピエール・ガスリー(レッドブル/控えドライバー)が務めることになると伝えられている。

突如サインツのルノー移籍が浮上した背景には、非常に複雑な状況となっているマクラーレンとホンダの契約問題がからんでいるようだ。

いずれにしても、ルノーでは2018年からトロロッソに代えてマクラーレンにパワーユニットを供給することになり、今季ルノーから供給を受けていたトロロッソはホンダと来季の契約を結ぶことになることはほぼ確定的だと見られている。

■まだ何も言えないとサインツ

レッドブル所属ドライバーとして2015年にトロロッソからF1デビューを飾った現在23歳のサインツだが、現時点ではいろんなからみもあるのだろうがはっきりとルノー移籍を認めるコメントは行っていない。

「レッドブルは僕のキャリアにとって最善のことをしてくれる。だから彼らが決めたことであれば、それが何であれ、僕は受け入れるつもりだよ」

先週末に行われたスポンサーイベントに参加していたサインツは、母国スペインの『Marca(マルカ)』にそう語ると次のように続けた。

「僕が何か言えば、ある人を喜ばせることになるかもしれないけれど、別の人を悲しませることになるかもしれない。だから、僕は何も言わないほうがいいと思う」

「今僕に分かることは、トロロッソには僕を今のようなドライバーに育てようとしてくれた大勢の人たちがいるということさ」

また、うわさされているマクラーレン、ホンダ、ルノー、トロロッソの問題はすべて解決に向かっているのかとスペインの『EFE通信』から質問されたサインツは「僕には分からない」と答え、次のように付け加えた。

「だけど、かかわっているチームの利益という点から考えれば、できるだけ早く決定することになるはずだよ。2018年はもうすぐそこまで近づいているわけだからね」

■すでにシート合わせを行ったとの報道も

ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』は、ルノーはレッドブルから800万ユーロ(約10億円)でサインツの契約を買い取ることで合意したと伝えており、サインツは先週すでにエンストンにあるルノーのファクトリーでシート合わせを行ったとも報じている。

こうした報道が事実であれば、今週末のシンガポールでマクラーレン、ホンダ、ルノー、トロロッソに関する重大発表が行われる可能性が非常に高いと見ていいだろう。

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