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ベッテル「フェラーリファンを落胆させるようなことはしない」

2017年09月05日(火)18:42 pm

前戦F1イタリアGPでポイントリーダーの座から滑り落ちたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)だが、それによってフェラーリがパニックに陥っているようなことはないと主張した。

■ランキングトップの座を明け渡したベッテル

イタリアGP決勝ではルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)がポール・トゥ・ウィンでベルギーに次ぐ2連勝を達成。勝ち星でもベッテルに2勝差をつける今季6勝目をあげたハミルトンがついにドライバーズランキングでベッテルを逆転している。

ベッテルは、次戦第14戦シンガポールGP(17日決勝)には逆に3ポイント差を追いかける立場で臨むことになる。

■地元で勝てなかったフェラーリ

イタリアのメディアはフェラーリが地元でメルセデスAMGに冷水を浴びせられたと書き、フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネも地元で「恥ずかしい」思いをさせられたと語ったことが報じられている。

フェラーリ勢は雨にたたられた予選で速さを見せられず、ベッテルが6番手、キミ・ライコネンが7番手となるのがやっとだった。

■モンツァでは基本セットアップに問題

だが、ライバルチームであるメルセデスAMGの非常勤会長を務めるニキ・ラウダは、イタリアGPが行われたモンツァではフェラーリが単に基本的なセットアップでミスを犯していただけだと推測している。

「マルキオンネは私にセットアップに満足できていなかったと語ったよ」

「私は彼らがミスを犯したんだと思っている。普通の状態であれば、我々があれほど簡単に逃げ切れるはずはないからね」

『Kronen Zeitung(クローネン・ツァイトゥング)』にそう語ったラウダは次のように付け加えた。

「普通、メルセデスAMGとフェラーリの1周あたりの差はコンマ1秒か2秒ほどだ。だが、今回(イタリアGP)ではその倍はあった」

■今後のレースに自信を見せるベッテル

ベッテルも、モンツァでの不振はフェラーリにとっては一時的なものに過ぎないと『La Repubblica(レプブリカ)』に次のように語っている。

「僕たちのクルマは速いんだ。すごく速い。僕たちはシーズンを素晴らしい形で終えられるよ。僕はそれを確信している」

■単にモンツァで不調だっただけ

ベッテルもラウダが指摘したセットアップのミスがあったのは確かだと認め、次のように続けた。

「スタートしてからずっとクルマからいい感触が得られていなかったし、最後の20周はものすごく苦しかった」

「このレースがひどかっただけだよ。今後のことについては心配などしていない。僕は楽観的だよ。数字や確率はともかく、タイトル争いはまだこれからだし、僕たちは期待してくれている人たちを落胆させたりしないよ」

■楽じゃないからこそ面白い

とは言うものの、今季もすでに残すところ7戦となっている。そしてそのうち、セパン(第15戦マレーシアGP/10月1日決勝)、鈴鹿(第16戦日本GP/10月8日決勝)、オースティン(第17戦アメリカGP/10月22日決勝)、そして最終戦アブダビGP(11月26日決勝)が行われるヤス・マリーナ・サーキットの4レースは理論的にはメルセデスAMG優位が予想されている。

つまり、フェラーリとベッテルにとっては厳しい展開となってしまいそうだ。

だが、ベッテルはこうした見方に対して「理論上の話なんかに興味はないよ。理論上はそうかもしれないけれど、戦いにはそれ以上の要素がからんでくるし、それが違いを生むんだ」と主張し、次のように付け加えた。

「要するに、難しければ難しいほど楽しさも増すんだ。スポーツでは楽勝だと退屈だからね」

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