9月1日、F1第13戦イタリアGPがモンツァで開幕し、フリー走行1回目が終了した。
●【タイム結果】F1イタリアGPフリー走行1回目、タイム差、周回数
セッション前半から気温が低く雨雲が垂れ込めており、セッション後半にはウェット宣言が出された。しかしコース上はそれほど濡れている様子もなく、インターミディエイトタイヤ(小雨用の溝の浅いタイヤ)よりはドライタイヤで走行できる状態だった。
トップタイムは前戦ポール・トゥ・ウィンを飾ったルイス・ハミルトン(メルセデス)、2番手はバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手はセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手はキミ・ライコネン(フェラーリ)だった。これにレッドブル、そして前戦同士討ちをしたフォース・インディア勢が続いた。メルセデスAMGのハミルトンがフェラーリのベッテルを1.1秒引き離している。
F1で最も高速なサーキットであるモンツァで、苦戦が予想されているマクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンが9番手タイムを記録。9月に残留か移籍を決めるというフェルナンド・アロンソは15番手だった。
アロンソは、ホンダ・パワーユニットのスペック3.7を搭載するため、グリッド降格ペナルティが決定している。
●ホンダとルノー、4人で80グリッド降格が決まっているイタリアGP