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【マクラーレン・ホンダ】アロンソを優先する戦略が・・・最後にパワーを失う

2017年08月27日(日)13:14 pm

今日のベルギーGP予選は、事前の予報とは異なってドライコンディションの中で行われた。

●【予選タイム結果】F1第12戦ベルギーGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■フリー走行3回目:予定通りプログラム消化

午前中に行われたFP3では、フェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンの両ドライバーがスムーズな走行を行い、予選に向けて必要な準備をすべて実施することができた。昨夜の雨の影響で最初はコースが湿っていたものの、その後すぐに乾き、両ドライバーは予定通りプログラムを消化できた。アロンソは12周を走行し、10番手のタイムをマーク。一方のバンドーンは14周を走行して、14番手となった。

■予選:アロンソを優先するが・・・

バンドーンはPU交換によるグリッド降格ペナルティーにより、日曜日のレースを最後尾からスタートすることが決定しているため、チームは予選ではアロンソの結果を優先することを選択した。

Q1で2人のドライバーがチームメートとして協力し合い、2台が常に接近した距離で走行することにより、前方のマシンが後方のマシンをできる限りけん引できるようにした。その結果、バンドーンは10番手、アロンソは14番手で、2台そろってQ2に進出した。

Q2でも、チームは再度バンドーンのマシンのスリップストリーム(前方を走るマシンの真後ろに発生する空気抵抗が小さいエリア)を利用する戦略を選択。アロンソは2回の走行の大半で、チームメートのリアウイングの真後ろにつけるという完ぺきな戦略を実行した。

ただ残念ながら、アロンソはセッション終盤にアタックした最終ラップの最終区間でデプロイメント(エネルギー回生)によるパワーを失ったため、Q3進出を僅差で逃して11番手で終えた。

一方のバンドーンは、Q2では公式タイムを計測することなく、15番手でセッションを終了。ただ、エンジン交換によるペナルティーを受けるため、母国グランプリを20番手からスタートする。

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