8月27日(日)、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われたF1ベルギーGPは、マクラーレン・ホンダにとってフラストレーションのたまる結果となった。
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両ドライバーは見事なスタートを切り、1周目にはストフェル・バンドーンが20番手から17番手、フェルナンド・アロンソは10番手から7番手に浮上。しかしながら、いいと思ったのも束の間、すぐにいくつかのマシンにオーバーテイクされ、いずれのドライバーも好スタートを活かすことができなかった。
パワーを要することで知られるスパ・フランコルシャン・サーキットでは、アロンソもバンドーンもストレートでポジションを守ることができず、フロント左側のタイヤが外れにくく、2回のピットストップで時間をロスするという問題がバンドーンにも発生した。26周目には、エンジンに不具合が生じたとの連絡がアロンソから無線で入り、チームはアロンソをリタイアさせることにした。
バンドーンはレースの後半に追い上げを続けたものの、結局、前方に連なるマシンに追いつくことはできなかった。それでもグリッド最後尾の20番手からスタートするという逆境の中で、着実なパフォーマンスを披露し、14位でレースを完走している。
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