マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1第12戦ベルギーGPの初日を次のように振り返った。
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■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)
「雨による中断を挟んだものの、今日は比較的収穫の多い一日だった。また、空力やハンドリングといった有意義なシャシー(車体)側の評価を多数実施することができた。スパはマシンにとっては厳しいサーキットなので、できる限り準備した状態で土・日に臨みたいと考えている。
今日は両セッションで、信頼性の問題もなく走行し、明日の非常に重要な予選に向けて有効な情報を入手することができた。フェルナンドに関しては、ペナルティーを受けることはない。だから、日曜日に着実な結果を出すには、明日(土曜日)の予選でいいグリッドポジションを獲得することが重要だ。
一方、ストフェルについては、残念ながら決勝を最後尾からスタートすることになるが、それでも彼の母国グランプリのためにできる限りベストなレーシングカーを提供することに焦点を当てている。ストフェルは今日、母国の観衆の前で着実なパフォーマンスを披露していたと思うよ。
ご存知のとおり、ここスパはいつも変わりやすい天候で、コンディションが急速に変化することがある。我々はあらゆる可能性に備えてセットアップを最適なものにするために準備をしている。土曜日に少し雨が降れば、予選ではポジションが大きく入れ替わる可能性もあるし、そうなれば日曜日にはどんなことも起こり得ると思っているよ」
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