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ベッテルとフェラーリの新契約締結も近い?

2017年08月23日(水)18:37 pm

フィンランド出身の元F1ドライバーであるミカ・サロが、フェラーリがキミ・ライコネンと2018年の契約を結んだと発表したことは、セバスチャン・ベッテルとの契約が近々成立することを示すものだろうと語った。

■ライコネンはまだ自分に自信を持っている

ほぼ20年前にフェラーリのドライバーを務めたこともあるサロは、後輩にあたるライコネンとフェラーリの契約成立の報に関してテレビ局『MTV』に次のように語った。

「これは予想されたニュースだったよ」

「フェラーリにはこれ以上よい選択肢はなかった。そしてキミも、もし自分がまだ速く走ることができると信じられなければ、続けようとは思わなかっただろう」

■次はベッテルの番

サロも、多くのF1関係者同様、今回のライコネン残留決定は事実上のナンバー1ドライバーであるベッテルもフェラーリと新たな契約を交わすことになる前兆だと考えている。

「実際のところ、ベッテルにはほかに行くところはないし、ライコネンの残留はベッテルの要求でもあったわけだ」

そう続けたサロは次のように付け加えた。

「彼らはいいコンビだよ」

うわさによれば、フェラーリはベッテルに対し巨額の報酬を伴う複数年契約を提示しているが、2019年シーズンにメルセデスAMGへ移籍する可能性を残しておきたいベッテルが1年契約にこだわっているようだとも伝えられている。

最終的にベッテルとフェラーリの2018年の契約がどういう形でまとまるのか、もうしばらく様子を見る必要もあるかもしれない。

■来季はライコネンのタイトル争いを期待

サロはさらに、現在現役ドライバー中最年長となる37歳のライコネンにとって、比較的早い時点で2018年の契約を結ぶことができたのはいいニュースだと次のように語っている。

「私は彼が(2018年)シーズンの最初から活躍できることを期待している。なんらかの理由により、シーズン開始早々のフェラーリF1カーはキミにはあまり合っていなかったからね」

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