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ライコネンが19歳のルクレールに太鼓判

2017年08月23日(水)16:43 pm

2018年シーズンもフェラーリで走ることが決定したキミ・ライコネンが、フェラーリ育成ドライバーのシャルル・ルクレールを高く評価した。

モナコ生まれのルクレールはフェラーリのドライバー育成アカデミーに所属しており、昨年はGP3でチャンピオンに輝いている。今季はF1直下のカテゴリーとなるF2シリーズに昇格したが、そこでも群を抜く速さを示し、現在ランキングトップに位置している。

ルクレールは今季フェラーリと技術提携契約を結んでいるハースの開発ドライバーも務めているが、夏休み直前にハンガロリンクで行われたF1公式シーズン内テスト初日にトップタイムを刻んでみせたことにより一躍注目を集めることになった。

■ルクレールは将来有望だとライコネン

10月16日に20歳の誕生日を迎えることになるルクレールについて、その1日後に38歳となる現役最年長F1ドライバーのライコネンはイタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「いつも乗っているのとは違うクルマでうまくやるのは簡単なことじゃなんだ」

「だけど、ルクレールは素晴らしい進歩を見せたし、将来彼がすごいことをやってのけるのは間違いないよ」

■来季ザウバーからF1デビューも?

ルクレールに関しては、2018年にはザウバーのシートを獲得するのではないかとうわさされている。

ホンダとの契約をキャンセルして引き続きフェラーリからパワーユニット供給を受けることを決めたザウバーの新チーム代表フレデリック・バスールも来季のドライバーを決めるにあたってフェラーリの意向をくむ可能性を示唆しており、ルクレールが来季ザウバーからF1デビューを飾る可能性がかなり高いのは事実だろう。

ルクレールは、好印象を与えることに成功したハンガロリンクでのテストを振り返って次のように語った。

「もちろん、可能な限り多くの人たちの目をひきたいと思っていたよ。だけど、一番大事だったのは自分なりにフェラーリに貢献することだったんだ」

「シーズンが終わるとき、チャンスが巡ってくることを期待しているよ」とルクレールは付け加えた。

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