ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

クビアトにはF1シート確保に向けて「リブート」が必要

2017年08月11日(金)17:09 pm

ロシア出身の元F1ドライバーであるビタリー・ペトロフは、後輩であるダニール・クビアト(トロロッソ)がこのままF1にとどまることができるかどうか分からないと見ている。

レッドブルの育成ドライバーとなったクビアトは2014年に19歳でジュニアチームのトロロッソからF1デビューを飾ると、翌年にはフェラーリへ移籍したセバスチャン・ベッテルの後任としてレッドブルに昇格。とんとん拍子でF1キャリアを駆け上っていた。

■サインツに大差をつけられたクビアト

ところが、レッドブルで2年目を迎えた2016年は序盤にクラッシュを多発したこともあり、第5戦スペインGPからはマックス・フェルスタッペンと入れ替わりに再びトロロッソへと降格されてしまう。

だが、トロロッソ移籍後もあまり成績は振るわず、2016年はチームメートのカルロス・サインツに21ポイント差をつけられてランキング14位でシーズンを終えている。さらに今季も相変わらずクラッシュによるリタイアも多く、ここまでに11戦が終わった時点で獲得できたのはわずかに4ポイントで、すでに35ポイントを獲得しているサインツとの差はさらに広がってしまっている。

レッドブル首脳は来季もクビアトとの契約を更新するつもりだと示唆しているが、レッドブルのジュニアドライバーであり、今季は日本のスーパーフォーミュラに参戦しているピエール・ガスリーが2018年にクビアトに代わってF1デビューするのではないかとのうわさもささやかれている。

■シーズン後半はクラッシュに気をつけろとペトロフ

2010年に初のロシア人F1ドライバーとしてルノーでデビューを飾ったペトロフは、ロシアのテレビ局『Match TV(マッチTV)』に次のように語った。

「F1ドライバーというものはいつなんどき交代させられるか分からないというリスクを抱えている」

「だから、もしクリスチャン・ホーナー(レッドブル/チーム代表)が契約を延長したいと言っているとしても、彼(クビアト)はそれで安心できるわけではないよ」

「僕もルノーで走っていたときのことを覚えているよ。あのときはニック・ハイドフェルドがすごく強かった。それでもチームはシーズン中にブルーノ・セナと交代させてしまったんだ」

「だから、ダニールは今しっかりと休養をとる必要があると思っているよ。そしてシーズン後半に向けてスイッチを入れ直してリブートしないとね」

ケータハムに移籍した2012年シーズン限りでF1シートを失い、現在はWEC(世界耐久選手権)で走っている32歳のペトロフは次のように付け加えた。

「シーズン前半と同じようなアクシデントが続くようなら、彼にとっては最悪の事態となる可能性もあるよ」

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