【マクラーレン・ホンダ】ハンガリーではチーム一丸となってポイント獲得を狙う
マクラーレン・ホンダのエリック・ブーリエ（レーシングディレクター）が、ハンガロリンクで行われる2017年F1第11戦ハンガリーGP（30日決勝）に向けての意気込みを語った。
■エリック・ブーリエ（マクラーレン・ホンダ／レーシングディレクター）
「夏休み前最後のレースに取り組むためにハンガリーに向かうことになる。マクラーレン・ホンダのすべての仲間たちに敬意と心からの感謝を表したい。我々は困難な挑戦に直面したものの、彼らは冬の間からシーズン全体を通じてたゆまぬ働きを示してくれた。もうすぐ彼らにも家族と一緒に休日を過ごすときがやってくる。だがその前に我々は今週末に完全に集中しているし、ブダペストでいい結果を残すという決意をしているところだ」
「パワーが求められるサーキットとして知られているシルバーストン（第10戦イギリスGP）は我々のクルマで対応するのはこれまで困難だったが、実際の我々のペースは当初の期待よりもわずかながら良いものだった。ハンガリーは全く違うサーキットであり理論的には我々のクルマが強みを発揮できるだろうと考えられる。そしてライバルたちともいい戦いができるはずだ」
「ホンダと共に我々も信頼性改善に向けて懸命に取り組んでいるし、特にこのサーキットではグリッド降格ペナルティーを受けることを避けたいと思っている。ここでは我々のクルマがうまく力を発揮できると考えられるし、ポイント獲得を狙える重要なレースとなるから、それを達成しようと全員が決意しているところだ」
「ピレリとのタイヤテストが成功裏に終わったことを受け、この勢いを維持してブダペストではいい結果を残した入り、レース後に行われるシーズン内テストでも有益な走行距離を達成したいと思っている。それがシーズン後半に向け、さらなる開発を行う基盤となるはずだ」
