今週末に開催される今季のF1第11戦ハンガリーGP(30日決勝)、そして翌週の8月1日(火)と2日(水)にハンガロリンク予定されている公式シーズン内テストを終えると、F1は実質3週間ほどの夏休みを迎えることになる。
そして、毎年この時期は各チームにとって来季のドライバーラインアップをどうするかということについての本格的な検討が始まるころでもある。
すでにハースF1では来季もロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンを続投させることに決まったと伝えられているが、それ以外の中堅チームの来季ドライバーラインアップが確定するのにはもう少し時間がかかりそうだ。
昨シーズン終了後にニコ・ロズベルグの突然のF1引退により、急きょバルテリ・ボッタスをメルセデスAMGに引き抜かれる形となったウィリアムズでは、本当は昨年限りでF1を引退することになっていたフェリペ・マッサを説得してルーキーのランス・ストロールの指導者的役割にもすえていた。
そのマッサとストロールが来季もチームメートとしてチームに残留するのかとドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に尋ねられたウィリアムズのチーム副代表クレア・ウィリアムズは、「ドライバーの問題に関しては、もうしばらくの間棚上げにすることを決めました」と答え、次のように付け加えた。
「現在私たちはサーキットにおいて厳しい戦いをしていますし、この手の話題で集中を乱されたくないんです」