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ハミルトンとの契約延長を目指すメルセデスAMG

2017年07月21日(金)18:17 pm

メルセデスAMGを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフが、2019年以降もルイス・ハミルトンにチームにとどまって欲しいと考えていることを明らかにした。

■引退はしないだろうとハミルトン

2018年までメルセデスAMGとの契約があるハミルトンだが、今季序盤はフェラーリのセバスチャン・ベッテルにリードを許していたものの前戦F1イギリスGPでポール・トゥ・ウィンを達成し、現在ではベッテルとの差はわずか1ポイントとなっている。

少し前には今季限りでF1を引退するという選択肢だってあると語っていたハミルトンだが、イギリスGP後には次のように語っていた。

「僕はレースを愛しているし、それ(引退)はないと言えるだろうね。だけど、クリスマスのころにはどういう考えになっているかは分からないよ」

ハミルトンはその際、今季だけの契約となっているチームメートのバルテリ・ボッタスが来年もチームに残留することになるだろうと示唆していた。

■ハミルトンとの関係は良好だとヴォルフ

うわさでは、ハミルトンは2019年にはフェラーリへの移籍を視野に入れているようだと言われている。さらに、メルセデスAMGでは逆に2019年にセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)獲得を目指しているようだとも言われている。

だが、ヴォルフはハミルトンとの契約を更新したいと考えていると次のように語った。

「今年のタイトル争いは非常に厳しいものとなっているため、我々はレース週末に集中しているところだ。だが、我々の関係は非常にいいし、将来に向けた話もしているよ」

「ルイスはメルセデスとの関係も深いし、我々もドライバーとしての彼を愛している。彼も我々のことを同じように考えていると思うよ。だから、将来に向けて合意が得られるように努めていくつもりさ」

そう語ったヴォルフは、いろいろなうわさがあるものの、ハミルトンは実際にはメルセデスAMGでF1を続けようと考えているはずだと示唆し、次のように付け加えた。

「彼は非常にいい位置にいるし、現時点では最速のクルマを手にしている。我々にはあと1年半有効な契約があるし、チームには最高の力がある。だから外部で何と言われていようが、私には何の関係もないよ」

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