セバスチャン・ベッテルが、フェラーリは予選でもっと順位を上げていくことが必要だと認めた。
今週末に行われるF1イギリスGP(16日決勝)にドライバーズランキングトップで臨むベッテルは、現在2番手のルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に20ポイントの差を付けている。
勝利数ではベッテルとハミルトンは同じ3勝ずつで並んでいるものの、ここまでの9レースで7度表彰台に上ったベッテルが5回しか上っていないハミルトンをポイントで上回っている形となっている。
だが、ベッテルにとって今後の課題は予選での速さをもっとアップすることだ。今季はすでにハミルトンが5回、そしてチームメートのバルテリ・ボッタスが2回とメルセデスAMGが合計7回のポールポジションを獲得しているのに対し、フェラーリは第4戦ロシアでベッテル、第6戦モナコでキミ・ライコネンがあげた2回だけとなっている。
今週末のイギリスGPに向けての展望を尋ねられたベッテルは母国ドイツのテレビ局『RTL』に、「僕たちにとってはいいサーキットになるはずだ。シルバーストンには高速コーナーがたくさんあるからね」と答え、次のように付け加えた。
「予選ではもう少し改善できると思っているよ。メルセデスAMGの方が僕たちよりも少しばかりいいパフォーマンスを示すことができそうだけどね」