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メルセデス、ボッタスとの契約延長が濃厚に

2017年07月11日(火)19:35 pm

メルセデスAMGを率いるトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)が、来季に向けてバルテリ・ボッタスとの契約を延長することを示唆したと報じられている。

■力量を証明したボッタス

昨年F1タイトルをとってすぐに引退してしまったニコ・ロズベルグの後任としてウィリアムズから迎え入れられたボッタスだが、先週末に行われたF1オーストリアGPで見事にポール・トゥ・ウィンを飾り、今季2勝目を達成した。

これにより、ドライバーズランキングもトップのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)から35ポイント差、チームメートのルイス・ハミルトンには15ポイント差まで迫ってきており、十分に今年のタイトルが狙える位置につけている。

■メルセデス首脳の視線はすでに2019年に

少し前までは、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)やセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の現契約が満期を迎える今年のF1ドライバー市場が面白くなりそうだと語っていたヴォルフだが、最近ではすでにその先の2019年を見据えた発言に変わってきている。

2018年にはハミルトン、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンといった大物ドライバーたちの契約が満期を迎えることになるためだ。

ヴォルフはドイツの『Bild(ビルト)』に次のように語った。

「2019年には市場もかなり面白くなるから、それに向けて計画をしないとならないよ」

F1関係者の中には、このヴォルフの発言はボッタスと2018年に向けて契約を延長することを示唆したものだと受け止めている者も多いようだ。

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