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【P3レポート】フェラーリがトップに浮上 ホンダ勢はトップ10キープならず/F1オーストリアGP

2017年07月08日(土)19:25 pm

2017年F1第9戦オーストリアGPが7月8日(土)、レッドブルリンク(全長4.318km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【タイム結果】F1オーストリアGPフリー走行3回目、タイム差、周回数

セッション序盤はウルトラソフトタイヤを装着したレッドブル勢が積極的に周回を行い、1-2体制を築いていく。しかしセッション開始から20分に近づこうとするところでメルセデスAMG勢やフェラーリ勢が走行を開始し、次々とレッドブルのタイムを上回っていく。

セッションが折り返し点を迎える時点では、ベッテルがトップに立ち、それにメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスとルイス・ハミルトンが続く展開となる。

その後ロングランプログラムをはさんで、セッションの残り時間が20分ほどとなったところで各ドライバーが新品ウルトラソフトタイヤでの予選シミュレーションを開始。そしてハミルトンがベッテルのタイムを更新してトップに立つ。

しかし、2度のアタックラップではトラフィックの影響を受けるなどうまく1周をまとめることができていなかったベッテルが再び最速ラップタイムを刻み、2番手のハミルトンに0.269秒の差をつけて予選前最後のセッションを終えている。

マクラーレン・ホンダ勢はセッション中盤まではトップ10に食い込む走りを見せていたものの、終盤にハース勢やトロロッソ勢がペースを上げたことで、最終的にストフェル・バンドーンが13番手、フェルナンド・アロンソが15番手でフリー走行3回目を終えている。

なお、このセッション終盤にはハミルトンの右フロントブレーキが走行中に破損するというトラブルが発生。ハミルトンは連続6レースに満たない時点で新たなギアボックスを投入したことより、決勝で5グリッド降格ペナルティーを受けることになっているが、予選や決勝に向けて少し不安を残すセッションとなっている。

オーストリアGPフリー走行3回目のトップ10は次の通り。

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ)
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
6番手/ダニエル・リカルド(レッドブル)
7番手/ケビン・マグヌッセン(ハース)
8番手/ロマン・グロージャン(ハース)
9番手/ダニール・クビアト(トロロッソ)
10番手/カルロス・サインツ(トロロッソ)

F1オーストリアGP予選は、このあと日本時間21時から始まる。

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