マクラーレン・ホンダは、F1オーストリアGP初日を次のように振り返った。
■フェルナンド・アロンソ
FP1:1分07.510秒(トップとの差 +1.535秒) 28周 9番手
FP2:1分06.732秒(トップとの差 +1.249秒) 27周 8番手
■ストフェル・バンドーン
FP1:1分07.283秒(トップとの差 +1.308秒) 31周 7番手
FP2:1分06.859秒(トップとの差 +1.376秒) 37周 12番手
■ホンダ「スペック3」投入
オーストリアでの初日は、マクラーレン・ホンダにとって実りの多い一日となった。今回、ホンダは「スペック3」と呼ばれるアップグレード版のパワーユニット(PU)を投入。両ドライバーは新型PUについて理解を深めるとともに、スピルバーグ・サーキットの緩やかなコーナーに合わせてマシンの調整を行った。
セットアップについては両ドライバーともまだ改善の余地があると言える。フェルナンド・アロンソは2回コースオフし、セッションの途中でフロアパネルが縁石と接触したものの、午後には8番手のタイムをマークした。
一方、ストフェル・バンドーンは、今シーズンでベストに匹敵する初日のフリー走行を問題なく終了し、FP2でのアロンソとのタイム差はわずか0.127秒だった。ここはコースが短いため、各ドライバーのラップタイムは非常に拮抗している。
午後のFP2では、7番手から17番手までのタイム差は1秒未満となっており、明日の午後の予選は、接戦になることが予想される。
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