レッドブルと所属ドライバーであるマックス・フェルスタッペンとの間に亀裂が生じ始めているようだ。
■トラブル多発に不満を募らせるフェルスタッペン
今季ここまでに8戦が終了しているが、フェルスタッペンはその半分にあたる4レースをマシントラブルなどによるリタイアで終えている。
かたや、チームメートのダニエル・リカルドのマシンにはあまりトラブルが発生せず、直近4レースはすべて表彰台に上っている。しかも、10番グリッドからスタートした前戦F1アゼルバイジャンGPでは波乱の展開となったレースを制して今季初優勝も遂げている。
第7戦カナダGPに続き、第8戦アゼルバイジャンGPもトラブルによる連続リタイアに終わったフェルスタッペンは義務付けられていたレース後のメディア対応もキャンセルして早々とバクーを後にしていた。
■フェラーリがフェルスタッペン獲得を検討?
最近ではかなり不満をため込んでいるのが明らかなフェルスタッペンだが、うわさではフェラーリが2018年に向けてフェルスタッペンの獲得に興味を示しているようだと言われている。
だが、レッドブルはフェルスタッペンとは長期契約を結んでおり、ドライバー側から契約を中途解除することは不可能だと主張している。
だが、最近のうわさでは、フェルスタッペン側が意図的に契約を破ろうとしているのではないかとも言われている。
■チーム代表のコメントにかみついたヨス
そんな中、元F1ドライバーであるフェルスタッペンの父親ヨス・フェルスタッペンが、そのうわさをさらに強めるきっかけとなりそうな動きを見せている。
最近、あるF1記者がレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーが、「チームには何のミスもなく、チームが懸命な努力を続けているにもかかわらず」フェルスタッペンが不満を抱えていると語ったという記事にツイッターでリンクを貼っていた。
息子マックスのマネジメントチームの一員でもあるヨスは、これに対して次のように返信している。
「たわ言だ」