ルイス・ハミルトンはメルセデスAMGと契約延長に向けた話し合いを始めていると非常勤会長のニキ・ラウダが明かした。
ハミルトンは、FIA(国際自動車連盟)の機関誌『Auto(オート)』のインタビューで「運命は自分の手の中にある。今年でやめようと決心することだってできるよ」と話していた。
■「今年限りで引退」発言は誤解
F1第8戦アゼルバイジャンGPで、ハミルトンはこの発言に深い意味はないとしている。
ラウダも真意が「誤解された」として、ドイツのテレビ局『Sky(スカイ)』に次のように語った。
「彼はもちろん残留するよ。契約があるからね」
「彼はニコ(ロズベルグ/契約を破棄して引退した)とは違う!」
■ハミルトンをほめたたえるラウダ
現在の契約は2018年までだが、ハミルトンは既に契約延長に向けて動いているとラウダは話す。
「ルイスは既にわれわれと契約延長について話し合っているよ」
「彼はその件について聞いてきた」
「彼はやる気に満ちあふれているし、われわれも同じだ。交渉自体はまだ始まっていないけれどね」
「ただ、これだけは正直に言っておきたい。私はルイスにとてつもない敬意を抱いているんだ」
「今シーズン最初から、彼は闘志に燃えていた。肉体的にも素晴らしいコンディションだし、結果もレースが進むごとに上向いている」