2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP予選のハイライト映像が公開された。
●【予選結果】F1アゼルバイジャンGPのQ1-Q2-Q3タイム、周回数
■Q1:アロンソ今季初のQ1敗退
予選Q1、残り時間3分の段階では14番手に位置していたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)だったが、その後ハースのケビン・マグヌッセンとザウバーのパスカル・ウェーレインが順位を上げ、アロンソは今季初のQ1敗退となった。
■Q2:3強チーム以外はすべてメルセデスエンジン搭載チームに
15分間で争われたQ2では、メルセデスAMG勢が強さを見せ、それにフェラーリ勢とレッドブル勢が続く展開となる。そして強力なメルセデスパワーユニットを搭載するフォース・インディア勢とウィリアムズ勢がほかの中堅チームに付け入るすきをあたえず、Q3進出を決めた。
■Q3:ハミルトンが大逆転でセナを超えるポール獲得
12分間で戦われたQ3では、最初のタイムアタックではメルセデスAMGのボッタスが暫定ポールタイムを刻む。そのボッタスよりもいいペースでハミルトンがセクター1を駆け抜けたとき、レッドブルのダニエル・リカルドがターン4でコントロールを失ってクラッシュ。ここでセッションは3分33秒を残して赤旗中断となる。
赤旗解除後にリカルドを除く9人のドライバーたちが最後のアタックに臨んでいく。ボッタスのタイム更新を狙うハミルトンだが、セクター1ではボッタスの暫定ポールタイムに届かない。
このままボッタスの自身2度目のポールポジションが確定かと思われたが、そこからハミルトンがペースアップ。セクター2とセクター3でペースを上げたハミルトンは、最終的にボッタスにコンマ4秒もの差をつけて通算66回目のポールポジションを確定させた。
これでハミルトンはアイルトン・セナの記録を抜き、歴代ポールポジション獲得回数でミハエル・シューマッハの68回に続く単独2位に浮上した。
●【予選ハイライト映像】ハミルトン、フェラーリに1秒差(5:27)[F1.comへ]
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