フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、今年いっぱいでマクラーレン・ホンダを離れる兆候を見せている。
マクラーレン・ホンダのプロジェクトに参加して以来、3年間苦しんでいるフェルナンド・アロンソはもう35歳だ。一部では来季はF1を離れるのではないかとも言われている。そういったうわさに対して「すべてのファンにはっきりさせておきたい」とし、来季もF1にいることは間違いないと明言した。
アロンソが、ホンダの改善に期待していないことは明らかだ。
■“F1最後の年”には戦いたい
スペインのラジオ局『Cadena COPE(カデナ・コペ)』に、アロンソは次のようなコメントをした。
「9月までは誰とも移籍について話すことはないけど、危険なプロジェクトではなく、安全なプロジェクトに行きたいと思っている。初日から競争力があり、勝てるチームにいたい」
「過去16年間、僕はすべてを達成してきた。F1で最後の年には競争力が欲しいよ」
■2018年の移籍市場は予測不能
移籍を明確にしたアロンソは、「シリーシーズン」と呼ばれる2018年の移籍市場について、内部事情に通じたインサイダーたちが予期しているよりも、予測不能だと考えているようだ。
「僕たち全員がおそらく知っているよりも、もっと動きがあることは分かっている」
「一部のチームは来季に向けてすでに決定済みのようだけど、100%はないと思っているよ」
「2018年は多くの変化が起こるだろうね」。
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