ホンダが現在の苦境を乗り越えるためにF1から何らかの支援を受ける可能性が高くなってきたようだ。
2015年にマクラーレンのワークスエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、3年目を迎える今季もいまだに出口が見えないトンネルの中をさまよっている状態だ。
うわさでは、マクラーレンはすでに今季限りでホンダと手を切ることを決めたようだとも言われている。
これまではかたくなに外部に助けを求めることを拒み続け自力での問題解決を目指してきていたホンダだが、ここへ来てその方向性に変化が生じてきているようだ。
新F1オーナーであるリバティ・メディアによってF1の技術責任者に指名されたロス・ブラウンが最近、F1がホンダの支援をすることも可能だとの発言を行ったと伝えられていた。
スペインの『AS』は、この件についてホンダF1プロジェクト責任者の長谷川祐介が次のように語ったと報じている。
「彼(ブラウン)は、要請があれば喜んでホンダの手助けをすると言ってくれました」
「私たちにはそれを求める必要があります。その申し出を大変うれしく思っています。私たちは今後も話し合いを続けていくことになります」