ホンダF1プロジェクト最高責任者の長谷川祐介が、バクー市街地サーキットで行われる2017年F1第8戦アゼルバイジャンGP(25日決勝)に向けて次のように抱負を述べた。
■長谷川祐介(ホンダF1プロジェクト責任者)
「バクーを訪れるのは今季で2回目となります。カナダGPでは残念な結果に終わっただけに、我々はアゼルバイジャンの首都を訪れるのを楽しみにしています」
「今年は2週連続開催ではないため、幸いファクトリーに戻ってカナダで収集したデータを分析し、それを理解する時間を取ることができました。しかし、今週末が順調に運ぶだろうというような幻想も抱いてはいません。バクー市街地サーキットにはF1サーキットの中でも最長レベルの2km以上に及ぶ長いストレートがありますし、非常にパワーが重要になるサーキットです。チームはここでも厳しい挑戦を強いられることになると予想しています」
「我々は今困難な時を過ごしています。しかし、我々はこの状況を正すために、できることはすべてやっています。マクラーレンとひとつのチームとなって開発に集中し続けることが必要ですし、できる限り早く状況を改善しなくてはなりません」