現在、マクラーレンとホンダの決別は時間の問題だと伝えているメディアが多いが、そのカギを握るのがウィリアムズかもしれないという新たなうわさがささやかれている。
スイスの『Blick(ブリック)』紙が報じたところによれば、ウィリアムズが2018年からマクラーレンに代わってホンダからワークスエンジンの供給を受けるためにメルセデスとの間に結ばれている2018年のパワーユニット供給契約を解除することになるかもしれないという。
来季からホンダはザウバーにもパワーユニットを供給することが決まっているが、『Blick(ブリック)』は「ザウバーに関しては、結果がどうなろうと関係はない。彼らは来年ホンダのナンバー2チームとして残るだけだ」としている。
仮にウィリアムズがメルセデスからホンダに乗り換えることになれば、メルセデスとしても現行の供給体制を大きく変えることなくマクラーレンへパワーユニットを供給できることになり、少なくとも課題のひとつはクリアされることになりそうだ。
しかし、『Blick(ブリック)』は次のように付け加えている。
「最後の問題は、シルバーアロー(メルセデスの愛称)が危険なライバルとなりうるマクラーレンと再び手を組みたいと思うかどうかだ」