ケビン・マグヌッセン(ハース)の性格はキミ・ライコネン(フェラーリ)によく似ている。
そう語ったのは現在ハースでマグヌッセンのレースエンジニアを務めるジュリアーノ・サルヴィだ。
サルヴィはハースへ移籍する前はフェラーリに所属しており、そこでミハエル・シューマッハ、フェリペ・マッサ(現ウィリアムズ)、フェルナンド・アロンソ(現マクラーレン・ホンダ)、そしてライコネンなどと一緒に仕事をしてきた経験を持っている。
2016年にはハースへ移籍してエステバン・グティエレスのレースエンジニアを務めていたが、今季はその後任としてルノーから移籍してきたマグヌッセンの担当エンジニアを務めている。
■マグヌッセンとライコネンに共通する性格とは?
そのサルヴィは、マグヌッセンについて『Ekstra Bladet(エクストラ・ブラデ)』に次のように語った。
「彼はすごく正直で率直だし、私はそういうところが好きなんだ」。
「性格的にはすごくキミに似ているね。彼らはどちらも北欧出身だ。どう言えばいいかよく分からないけれど、彼らは政治的な動きには興味がなく、うわべを取り繕うこともない」
「第一印象は誤解を受けやすいかもしれないね。彼らは人見知りをするからね。だけど、彼らと一緒に仕事をし、付き合いが少し深くなれば、彼らは本当にオープンな性格だということが分かるよ」
■マグヌッセンとライコネンを動物に例えれば?
そう語ったサルヴィは次のように続けた。
「彼らは猫みたいなんだ。彼らが何かを恐れていればそれが分かる。彼らが怒っていればそれが分かる。そしてそれは本当にいいことだよ。彼らが何を考え、どう感じているかということが分かるからね」
「 “彼はあることを私に言ったが、本当は全然違うことを意味していたのかもしれない”などという疑問を残しながらケビンとのミーティングを終えるようなことは決してないんだ。彼がそう言ったのは、彼がそう信じているからなのさ」とサルヴィは付け加えた。