アウディ・スポーツのトップが、将来のF1エンジンを検討する会議に参加できるのは「良いこと」だと語った。
アウディのF1参戦については、過去に何度もうわさとなったが、そのたびにアウディは完全否定してきた。
しかし、2021年以降のF1エンジンについて検討する会議が3月末に行われた際には、アウディを傘下に収めるフォルクスワーゲングループを代表して、ランボルギーニのCEOでフェラーリの元チーム代表であるステファノ・ドメニカリが出席していた。
アウディ・スポーツを率いるディーター・ガスは、フォルクスワーゲンのディーゼル不正問題がいまだに影を落としていると『Kolner Express(ケルナー・エクスプレス)』紙に認めている。
「おそらく今はいいタイミングとは言えないだろう」
しかし、2021年からのエンジンについては関心を持ち続けるとガスは話している。
「現在参戦しているか、参戦する可能性のあるメーカーは、すべてFIA(国際自動車連盟)から招待された。われわれが参加できるのは良いことだ」
「言うまでもなく、ステファノはこのテーマについて精通しているし、進展について逐次連絡をくれることになっている」