ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)が現在のチームメートであるバルテリ・ボッタスとの関係は完ぺきと言っていいほどうまくいっていると語った。
2014年から2016年まで3年間にわたってチームメートのニコ・ロズベルグと激しいタイトル争いを繰り広げてきたハミルトンだが、今季は昨シーズンに初のF1チャンピオンとなった時点で引退してしまったロズベルグの後任としてウィリアムズから移籍してきたボッタスが新たなチームメートとなっている。
メルセデスAMGとボッタスは2017年シーズンだけの1年契約しか結んでいないことが明らかとなっているが、ハミルトンは2018年もボッタスが自分のチームメートとして続投することを望んでいるようだ。
ボッタスを迎えたことで昨年までと比べて何か変わってきたことはあるかと質問されたハミルトンは、ドイツの『Bild(ビルト)』に次のように答えた。
「うん、バルテリになってからは違うよ」
「ニコと一緒だったときよりもかなりいい感じだよ」
「バルテリはすごく僕を支援してくれている。専門的で全く異なるレベルなんだ。チームとしてもこれまでになかったほどひとつにまとまっているよ。状況が逆の形になれば、僕が彼を助け、サポートするつもりだよ」
メルセデスAMGを率いるエグゼクティブディレクターのトト・ヴォルフも、今年のドライバーラインアップがチームにもたらしている雰囲気を非常に喜んでいるようだ。
「彼らが表彰台の上でお互いにどのような態度を示しているかを見れば明らかだ」
そう述べたヴォルフは、次のように付け加えた。
「ルイスとニコのときとは全く違っているよ」