F1カナダGP決勝レースを終え、マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは次のように振り返った。
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■エリック・ブーリエ(マクラーレン・ホンダ、レーシングディレクター)
「チェッカーフラッグまであと少しの時点で10番手を走行したので、今季初めて入賞を願いました。
もちろん、我々が願っていたのは、すばらしい結果とはとても言い難いものです。過去2年半のレースで毎回見事な走りを披露してきたように、今日も午後のレース全体にわたってすばらしい走りをしたフェルナンドにとっての、ワールドチャンピオンシップポイント1点に過ぎません。それでも、これまでに多大な苦労があっただけに、その1ポイントですら勝利であるかのように感じたことでしょう。
それなのに、また大事なところで不具合が発生しました。
自分たちの残念な気持ち、フラストレーション、そして悲しみを表現するために正しい言葉をみつけるのは、容易ではありません。ですから、これだけ言います。単純に、そして確実に、今の状態では不十分です」。
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