F1カナダGP決勝レースで、フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)はポイント圏内を走行しながらも、ホンダのパワーユニットのトラブルによりリタイアでレースを終えているが、アロンソはストレートのスピード不足について「危険」だったと語った。
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レース中、スピードトラップで最速だったセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は344.1km/hを記録しているが、アロンソは317.6km/hだった。その差は26.5km/hだ。
アロンソは、42周目までタイヤ交換をせず走り続けることで順位を上げたものの、残り3周の時点でホンダのパワーユニットのトラブルによりクルマをコース脇に止めてしまった。
「パワーが足りず、レースそのものはすでに十分苦労していた」
「みんなはストレートの途中で僕らを抜いていったし、時にはこのようなスピードの違いは危険なんだ」
アロンソは今季初ポイント目前でまたもエンジンブローとなり、マクラーレン・ホンダは未だにノーポイントの最下位に留まっている。
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