レッドブルのダニエル・リカルドは、チャンピオン争いに加わるために移籍する可能性も否定していない。
2018年についてレッドブルは、リカルドとは「水も漏らさぬ」鉄壁の契約を結んでいるとしている。
■来年はチャンピオン争いができるという「兆候」が必要
しかし、シーズン前の予想に反してレッドブルがチャンピオン争いに加われていない状況に、リカルドは不満を抱いている。
モナコでオーストラリアの『Fairfax Media(フェアファクス・メディア)』に次のように語った。
「今では僕たちも、そして僕自身も、何としてもチャンピオン争いがしたいという気持ちでいっぱいだよ」
「僕にとっては、もう長期的な計画なんかじゃない」
「今年はそのチャンスがあると思っていたけれど、どうやら遠ざかりつつあるみたいだ」
「だから、今年のうちにかなりの進歩を見せて、来年は実現するという兆候を示さなきゃいけない。言うまでもなく、それ(タイトル獲得)こそが個人的な目標だからね」
■「まだ」移籍の可能性は低い
しかし、レッドブルを去る可能性について聞かれると、リカルドは「現時点では、ない」と答えた。
「正直、彼らがどうするつもりなのかは知らないんだ。今のところ、既に決定済みという感じなのかな」
「だから、来年もまだ(移籍の)可能性は低いと言っておくよ」